「認識」と「自覚」の違いとは。人生を変える行動には「◎◎化」が必須だよん!
知識(ものごと)を知っている、
ということのようではあるけれど、、、
おっとどっこい、
この2つは雲泥の差なのですよ~
知っている、と、知らない、というのと
同じくらいに違うこと。
認識と、自覚をウィキペディアで調べてみると、
認識は基本的には哲学の概念で、主体あるいは主観が対象を明確に把握することを言う。知識とほぼ同義の語である。
自覚(じかく)とは、自分自身の置かれている状態や自分の価値を知ること。本来は仏教用語である。自覚は単に意識の有る無しを意味するほかに、文字通り自ら覚ることを指す。「覚る」とは気付くことであり、気がつかないことを反対語として不覚という。
となっています。
少し言葉が難しいですね。
認識はアタマが「知っている」という状態で、
理論や知識といったもの。
自覚は自からが「覚っている」という状態で、
知恵となっているもの。
覚るとは、気づく、感づくといった、
自分の五感覚で「体感した」上で知っていること。
例えば、学びのセミナーを受けてたとして。
同じように出席して、理論や知識を得たとしても、
その後の結果が違ってくる(理論や知識を活かしているか)のは、
この、インプットしたものが、
認識として脳が処理したのか、
自覚として体感して知恵としたのか?の違いのせい。
うんうん、そうだよね~
なるほど、そうだよね~
やっぱりね~
いい話聞いたな~
っていう感覚だと、認識レベル!なんだって(びっくり)
まだまだ、他人事でのインプット。
確かに、気づきのような感覚も持った。
知らないことを知れて引き出しがいっぱい増えた。
いろんな状況にも対応できそうだし、
この知識をつかって自分を変えていけそう♪と思ったはず。
そう思ったのは「脳」だけなんですね。
だけど数日経つと、記憶もうすれ、行動にも変化は出ない。
たとえ「やるといい話」として知っていても、
なぜか「行動する、やってみる」というところまではいかない。
これが自覚レベルだと、
なんだこれ!すげー!(きゃ~)
これ、メリットがめっちゃある!(ルンルン)
こうしちゃいられない!(ワクワク)
ヤバイよヤバイよ!なんとかしないと!(あせり)
という、体感と感情とがあわさって、
自分ごと化した知識。
この次引き出される記憶は、行動に結びつく知恵となっている。
アタマでの理解=知識=他人ごと
肚に落ちた理解=知恵=自分ごと
ということです。
なぜ、自分ごと化が大事なのか。
人の行動はイメージありきだから。
イメージできないものは、
感情が動かず、行動に結びつかないのです。
例えば、
チョコレートを見た。
↓
大好き♪(感情)
おいしかった♪(体感)
↓
食べたい♪(行動への司令)
↓
食べる(手にするという行動)
チョコレートをみて、
チョコレートだということは分かっても、
なにそれおいしいの?という人は、
食べるという行動をしないはず。
(おいしいものだという味覚をプラスした知識がない)
知識もそう。
それ知っている。
↓
なにそれおいしいの?的な他人事感(感情が引き出せない)
↓
わかんないから動かないわ。
ってことが脳内で起きているっていうことです。
これ知った時、あ~、びっくり!って思った。
(これ、自分ごと化できてる反応だね、笑)
自分ごと化するということは、
次から行動でする判断材料(イメージ)として、
脳(記憶)に蓄積されたということ。
例えば、
興味のないコンサートに連れて行かれた。
けれど、メッチャ面白くて楽しかった!
という体感を伴った経験をしたとき、
↓
またコンサートがあると知った。
↓
わ!また楽しい思いしたい♪
(そのイメージが湧き、感情が動く)
↓
チケットを取る(行動する)
ということです。
興味なかったのに、見事に自分ごと化され、
行動するイメージとして引き出されたとういい例ですね。
人を動かす感情・気分の正体はなに?
それは、脳内から放出される神経伝達物質。
脳内ホルモンです。
・トーパミン→行動の動機づけ、快楽、喜びの感覚、やる気
・ノルアドレナリン→不安、恐怖、記憶、集中に作用
・セロトニン→精神を安定させる、平常心の維持
・βエンドルフィン→多幸感、快感、強い鎮静効果
・オキシトシン→脳の疲れを癒やす、気分の安定、信頼感
こんな風に、脳幹のところに並んでいるのね。
感情や気分ってハートで感じているように思えるけど、
実は脳で感じることで、脳内ホルモンが、
脈拍や体温や皮膚感覚に変化を起こして、
カラダに伝達しているってことですね。
体験で感じた時に出た脳内物質が
嬉しい、楽しい、怖い、不安、などを感じさせ、
自分にとっていいことは快情報として、
避けたいことは不快情報として、
分類され保存される。
次にはサッと効率よく脳内ホルモンが出せるように、
ニューロンがつなぎ直されシナプスが作られる。
(この強化された体験が自分ごと化なのね)
セミナーなどで「YES!YES!YES!」と
ハイテンションなパフォーマンスするのは、
ドーパミンを出す目的なんだろうね~。
でも、本当に感動・感激していなければ、
やらさた感満載だと、ドーパミンは出ていないかもね~。
場の雰囲気で、ちょろっと出たドーパミンは持続しなだろうし、
お家に帰れば消えちゃいますね…トホホ。
「自分ごと化」した人から変われる。
自分ごと化した行動は、自分のためにやる100%の行動。
能動的で、責任をもって自覚した行動は「なんのために」が明確です。
自分のために動くから、言い訳もでてこない。
うまくいかない時は、人のせいにも環境のせいにもしない。
何か良い方法はないか?と自ら可能性を探す。
あきらめないから、結果がでる。現実が変化する。
自分ごと化=自覚しないことには、
いつまでも知識は認識のままであり、
行動しているような気になっているだけで、
現実を変化させる行動になっていないという、
時間もお金ももったいないことになっている。
自分ごと化するために簡単に取り組める5つの方法
◎気づきをアウトプットする
言語化やまとめるという過程で
気づきが整理され、視覚化で強化される。
◎イメージ化してみる
文字で記憶したりする人もいるけど、
イメージ化できるとより体感が出やすい。
◎何のために?という質問を繰り返す
やりたい行動があるとして、それは何のためにやるのか?
という質問を答えがでなくなるまでやってみる。
目的が明確になると行動しやすくなる。
◎気づきにより「自分の何が変化したのか?」感じたことを明確化する。
気持ちが楽になった、元気がでた、
希望を持てた、など感じたことを明確にしておく。
◎その学びにより「これからの自分がどう変わるのか」を想像してみる。
その気付きから自分がどう変われるかのイメージ化で体感を生む。
さてさて、このブロクを読んで下さったからには、
いい話知った~♪で終わると、自分ごと化しませんからねっ!
一番簡単なのは、感想をアウトプットすること。
どうぞ、コメント欄をお使い下さいませ♪
脳内ホルモンはバランスが大事。私の体験ですが。
もしも、この脳内ホルモンが
正常に放出されていなかったり、
バランスを崩して、
過剰に放出されていたりって
あるのではないかしら?
私はこの自覚する感覚が希薄でした。
どうにかならんもんかとモンモンしてました。
自分ごと化が脳内ホルモンのなせる技だと知って、
自分の脳内ホルモンを調べてみたら、
ドーパミンが出てないというか、
ドーパミン回路もないようなものでした。
私のオリジナルセラピーは脳にアプローチしますから、
ここぞとばかり、修復作業開始!
3日かかったけど、ドーパミン回路修復完了。
ご興味ある方は、
山藤紗名英・遠隔セッションご予約ページ
プリンシプルセラピー(45分)でご体験下さいませ。
Sanaのメルマガ登録&LINE@お好きな方をどうぞ。両方でもいいよ!
メルマガ→ Sanaの読むセロトニン。(未発行だけど)
メルマガ購読希望フォーム
*1:美しい脳図鑑より